低温調理

低温調理でつくるステーキ【絶対に焼き加減を失敗しない作り方をご紹介】

ステーキは焼き加減が、難しい料理です。

肉を焼くというシンプルな工程だけに、少し時間を間違えるだけで全く違った味になってしまいますよね。

焼きすぎると固くなりすぎてしまうし、焼きが甘すぎて生焼けという失敗を私も何回もやりました。

しかし、低温調理を使えば誰でも失敗することなく肉に火を入れることができます。

低温調理で火を入れたあと、表面だけをバーナーで焼き付ければ完璧なステーキが出来上がります。

牛肉の場合はどうしても肉のクオリティがそのまま味に直結するのですが、今回はスーパーの特売品を使いました。

その辺のホテル ビュッフェぐらいのクオリティにはなっていると思いますよ。

低温調理時間:3時間
設定温度:レア55℃
     ミディアム57℃

低温調理で作るステーキ 材料

牛ステーキ肉 … 1枚※厚さ2cm~3cm
オリーブオイル … 大さじ1
塩  … 小さじ1/2
バター … 適量

※必要器具
低温調理機 ※機種は何でもいいです。
コンテナ or そこが深い鍋 ※パスタ用鍋等
ジップロック Lサイズ
キッチンペーパー
カセットガスバーナー※なければフライパンでもOK

低温調理で作るステーキ 作り方

①材料の下ごしらえ

ステーキ肉を取り出したら、キッチンペーパーで水けをしっかりとふきとります。
スーパーで買った肉は血が混ざった水が出ている事が多く、ふきとらないと臭みの原因になってしまいます。

低温調理ステーキ水分を取る

両面に塩を振りラップをせずに冷蔵庫で30分寝かします。

寝かすことで浸透圧で肉の余分な水分がでて、旨味が増します。
時間に余裕があれば1時間~3時間ぐらい

低温調理ステーキ塩ふり

水分が出てくるので再び、キッチンペーパーで拭き取ります。

②ステーキ肉の低温調理

ポリ袋(ジップロック)にステーキ肉を入れ、オリーブオイル大さじ1、バター を入れ少しなじませます。
ハーブ、ニンニク等、肉の臭み消しや、フレーバーを付けたい場合はここで一緒にいれると良いでしょう。

低温調理ステーキ パッキング

今回はレアで作ります。
浸水法で55℃に設定した低温調理機の中に入れ、そのまま45分加熱します。

低温調理ステーキ 火入れ

時間が来たらすぐに取り出し、金属バットや、フライパンの上に乗せてカセットガスバーナーで表面を焼いていきます。
表面にうっすらと焼き色がつくぐらいで大丈夫です。

バーナーがない場合はフライパンを強火で熱してなるべく中に火が通らないようにサッと表面だけ焼き色を付けましょう。

低温調理ステーキ 火であぶる

切って盛り付ければ完成です。

低温調理ステーキ レア

付け合わせは彩り重視でブロッコリーにしました。

・肉の厚さによっても温度や時間を微調整してみてください。 ※今回の肉は厚さ2cm程度です。

・今回はスーパーの特売肉を使いましたが、肉の質が上がれば当然ですがおいしさも比例して上がっていきます。